第六話




今日も様々な人々が行き交う都会。
企業のビルが所狭しと立ち並ぶ。
地上から見えるのは巨大な無機物達に食われたかすかな空。
しかし誰もが忙しくてそんな些細な事には気付かない。
大空を見上げる事が忘れ去られた町。
巨大なビルの一つに紅い月は潜んでいる。

会議室と書かれた扉の部屋で集会は行なわれていた。
「結果を報告します。」
報告書を片手に話しているのはスーツを着た痩せ形の男だ。
薄暗い部屋の奥の大画面のスクリーンの横に立っている。
大きく長方形を囲むようなテーブルが中央におかれている。
そのまわりを同じようにスーツを着た男達が椅子に腰掛けている。
皆が鎮痛な面持ちでモニターを見入っている。
モニターの光がそこにいる者を不気味に照らしていた。
「失踪中のサンプル4カームネスを追跡の結果、サンプル5イグザルトは交戦により死亡。またサンプル6ルナシーは消息不明。」
モニターにはアビスのスカーレットパニッシャーによって滅せられるイグザルトの姿が映し出されている。
「尚、サンプル4カームネスはサンプル8アビスと共同戦線を張っている模様です。」
痩せ形の男は報告し終わると「以上です。」と一例して椅子に腰をおろす。
「貴重なインセクターを二体も失うとは!?」
「なんという失態だ!」
「どれだけの予算を無駄にしているんだ!?」
男たちは口々にざわつき始める。
その中で眼鏡をかけた太めの男が諫める。
「皆さん!!まず考えなければいけないのはこれからの事です!ヴィクティマはインセクターの指示しか言うことを聞かない。これでは今までのように紛争地域での兵器使用が不可能となる。特に我々はあの二体で今まで活動してきた。これからどうするか考えるべきでしょう。」
彼の主張に一同はしばし沈黙する。
その中でハゲた男が口を開いた。。
「確かに。しかしそれはあなた方企業側が話をつければ解決する事でしょう。それより考えるべきはインセクターの補充じゃありませんか?ただでさえ適合者が少ないのだから」
「それこそ私達がどうこう出来る問題じゃない。それより反攻勢力をどうにかしなければ!奴らはこれで二体のインセクターを手にしている!こちらは三体も損失したというのに!!!」
再びざわつき始め、男達は自分の主張ばかりまくしたてる。
もう話し合いにならなくなった時、部屋の扉が開いた。
「あ〜あ〜、醜いねぇ。不毛だねぇ。欲望むき出しのクズどもが互いにいがみ合うのは。」
そのしわがれた声の主にそこにいる全ての者が目を向ける。
白衣に身を包む白髪の老人。
蔑むような目で男達を見下ろす。

「Dr.神崎!?」

誰かが老人を前にして叫ぶ。
「君達ぃ、そんな慌ててもしょうがないでしょ。」
堂々とした様子で空いてる席に座るとテーブルに足をのせてだらける。
眼鏡をかけた太めが語気を荒げて神崎を指差す。
「そもそも失態の原因はあなたでしょう!!」
癪に障ったのか神崎は目を細め、一言呟いた。
「・・・食べていいよ。」
だれもがその意味を理解出来なかった。
が、次の瞬間!
気がつくと太めの男が怪人に頭を丸かじりされていた。
あまりの早さに絶叫する間も無く首まで噛み切られ、動脈から噴水のように血が飛び出す。
暗い部屋の中で怪人の姿がモニターの光で浮かび上がる。
やけに盛り上がっている肩が印象的で、二本の触角が落ち着き無く蠢く。
黒光りする装甲に返り血を浴びながら恍惚とした表情で肉を骨ごと噛み砕く。
側にいた男はそのおぞましい光景に腰を抜かす。
情けない声をあげながら這いずってその場から離れる。
「適合者は今三人ぐらい見つけたよ。」
神崎はその光景に顔色一つ変えずにこやかに微笑む。
神崎の異常な態度に周囲は青ざめ黙り込む。
「あと商売は後回しにして、彼を奴らに差し向けようと思っているんだが。」
見渡す神崎に怯えて男達は縮こまる。
まるで蛇がカエルをにらむような光景である。
「不平はないね。」
老人は笑みを浮かべて彼らに言い聞かせた。





イグザルト達との戦いの後。
祐一達は協力者のいざないによって遠く離れたホテルに辿り着いた。
祐一と怜奈は先に部屋で休むようにと促された。
北山は協力者の中でリーダー的存在である秋野という男と連絡をする事らしい。
二人は疲れていた事もあり、素直に北山の指示に従った。
受け付で鍵を貰い、階段を昇る。
お互い隣の部屋である。
ドアノブに鍵を刺して部屋に入る。
怜奈は別れ際、ひらひら祐一に手をふる。
急に親しげになったなと祐一は思った。


そのホテルで一番良い部屋なのだろう。
広くて窓から覗ける景色も美しい。
しかし祐一には不可解な事が一つある。
・・・ベッドが二つ?
ここは二人部屋か。
どうしていいか分からずベッドの前で立ち尽くす。
すると誰かがドアをたたいてノックしている。
ドアを開けると怜奈がズカズカと押し入ってきた。
「あ〜!やっぱこっちの方が良い部屋じゃん!」
ドアを開けたまま祐一はどうしようもなく怜奈の行動を見守る。
「ね、私こっちで寝るよ。」
平然とした様子で怜奈は奥へ進み、ベッドの上に座る。
さて、これはどうしたものか・・・。
とまどう祐一を知ってか知らずかタイミングよく北山が扉の前に来た。
「どうしたんだい祐一くん?」
祐一は何から聞けば良いのかたじろぐ。
その様子をよそに北山は部屋の中に入る。
「あ、お父さん!私こっちの部屋で寝るよ。」
思わぬ怜奈の存在にぎょっとする北山は眉間に人差し指を寄せる。
「あ〜、怜奈。こっちは二人部屋で私と祐一君に用意してもらったんだ。悪いが向こうで我慢してくれないか?」
「嫌!!お父さん、もし今紅い月に襲われたら私一人じゃ危険でしょ。」
そう言われてしまうともっともだった。
さすがの北山も言い包められてしまう。
「そうだね。じゃあ祐一くん、すまないが向こうで我慢してくれないか?」
いきなり祐一は話を振られてしまう。
正直どうでもいいから早くしてくれとうんざりしていた。
しかし怜奈は黙っていなかった。
「え〜、もうお父さんとはやだなぁ。祐一とこっちで寝るよ。」
「駄目だ!断じて駄目だ!!」
今まで見せた事のない形相で北山は怒鳴る。
だが怜奈もそれで引き下がるようなタマでは無い。
「何でよ!?いいわよ。お父さんの恥ずかしい事祐一にバラすから!」
ヤメテ!俺を巻き込まないで!!と心の中で叫ぶ祐一の声は誰にも届かない。
「あのねー、お父さんっていつも寝言でお母さんの名前つぶやいてんのよ。」
怜奈はベッドの上で枕を抱き締め寝転がる。
「こうやってさ、由香里〜由香里ぃ〜、て。」
あまり知りたくなかった北山の真実!!
思わず祐一の顔もひきつってしまう。
「れ、怜奈!何を言ってるんだ!!」
赤面して激しく狼狽する北山をよそに怜奈は続ける。
「野宿のときなんか私に抱きつくのよ!あの泣き顔って言ったら傑作なんだから。」
怜奈はしだいに当初の目的を忘れ始めていた。
もはや父の話をする事に熱中している。
これ以上自分の醜態を曝される事に恐怖したのか北山は大声で叫んだ。
「許す!!許すから止めなさい!!!」
そしてこの珍事は幕を下ろしたのだった。



「あ〜楽しかった。」
満足気に大きく伸びをして、ベッドの上でくつろぐ怜奈。
風呂上がりで肌もつやつやしている。
祐一はイスに座り、ぼんやりとしている。
隣の部屋をしきる壁からはなにやら呪咀のような呟きが聞こえる。
何だかこれ以上北山のイメージを崩したくないので気にしない事にする。
「凄くはしゃいでたな。」
祐一は怜奈に穏やかに微笑む。
「私はお父さんの弱みをにぎっているのよ。」
無邪気に笑う怜奈は年相応に可憐で可愛らしかった。
最初の印象とはかなり異なっている。
また祐一自身彼女に優しい笑みを浮かべられるようになっている。
「・・・大事な家族だもんな。」
その一言に怜奈はたじろぐ。
「べ、別にそこまで大げさにさぁ。」
祐一に見つめられ、怜奈はさらに恥ずかしくなる。
しかし怜奈は気がついた。
最初にあった時より大人びている祐一。
自分を眩しそうに見ている。
彼の瞳に以前の底知れない暗闇はやどっていない。
しかし光も宿っていなかった。
どこか諦めているような、そんな乾いた瞳だった。
「俺の家族は今どうしているかな。」
自嘲的に祐一は笑う。
祐一は怜奈と北山の姿を見て、一番大切な家族を思っていた。
今家族と接触すれば紅い月はそこにつけいるだろう。
最悪の場合、すでに紅い月に殺されてるかもしれない。
もう何もないんだなと悟ってしまった。
薄ら寒い自分が馬鹿馬鹿しい。

「あのさ。」

怜奈がぽつりと呟いた。
「私たちってさ、これから一緒に戦ってくいわゆる運命共同体ってやつじゃない。」
先程とは違う気恥ずかしさに頬を赤らめながら話し続ける。
「その、だからさ、私と祐一とお父さんは家族みたいなものよ。」
言った途端思い切り布団をかぶる。
祐一はかすかにほほ笑み、そして呟く。
「ありがとう。」




ぐっすりと眠れたおかげで祐一は穏やかに車窓から移りゆく景色を眺めていた。
後部左座席でただ今の静かな平穏に身を委ねている。
助手席に座る怜奈はまた黙々と愛用の拳銃の調整をしている。
その隣ではパンを片手に北山が運転している。
三人は朝早く身仕度もまちまちながら支給された乗用車で次の目的地に向かっていた。
秋野と言う男の元へ行くとの事だった。
北山の口振りから、大事な用事であるらしい。
確かに闇雲に紅い月を探すのは無謀である。
戦えない彼らだからこそ出来る事でサポートしてくれているのだろう。
祐一にはそう思えた。


着くとそこはこじんまりとしたビルだった。
どこにでもある中小企業の事務所のようである。
いくつも並べられた机には色々な書類等がおかれている。
部屋の大きさの割に、いるのは三、四人の男だけである。
その中の一人が祐一達に近付き愛想良く会釈してきた。
彼が秋野であった。
素朴な人間で、快く三人を招き入れてくれた。
「祐一くんだね。改めてよろしく。僕が秋野です。」
実質リーダーである秋野は年を重ねていると思いこんでいた。
しかし思っていたより若い事に祐一は少し驚いてしまう。
また秋野の隣には長身の眼鏡をかけた男が立っている。
細身で鋭い眼差しが印象的である。
「彼は秘書の本庄君です。」
秋野が紹介すると本庄は寡黙に頭を軽く下げる。
紹介が終わると秋野は手まねきしながら言う。
「とりあえず疲れましたよね?一息休んでください。」


「じゃあ、早速なんだけど君たちに見てもらいたい物があります。」
しばらくの談笑の後、秋野はそう切り出して立ち上がった。
彼が説明するにはビルの地下に見せたいものがあるとの事だった。
先程までの和やかな空気は冷たい廊下に一歩一歩歩みを進める程薄れ、言い様のない緊張感が少しずつ迫ってくる。
鉄筋の顕になっている階段を降りると大きな扉が堂々として、重苦しい雰囲気を醸し出す。
秋野が電子ロックにカードキー差し込もうとした時、非常灯が赤い光を明滅させて、警告音がけたたましく鳴り響く!
「どうしたんだ!?」
異変を察し、扉を開くのを中断する。
何が起こったのか把握するため、一同は階段を昇り引き返す。
一階の通路に戻ると壁には亀裂が走り、破壊されたコンクリートから這い出す異形の姿がそこにはあった。
赤い光の中、数体の怪物達は壁を突き破り、次々と押し寄せてくる。。
「ヴィクティマか!」
眉間に皺をよせて北山は怪物達の前に立ちはだかる。黒い障気を放ちCSコアを現出させて変身する。
襲い掛かる数体のヴィクティマをカームネスは狭い通路で相手する事となった。
いつものように軽やかな身動きを取れず苦戦を強いられる。
「何故・・・。ここが紅い月に気付かれているなんて!?」
秋野は驚きに目を見開き額に汗を浮かべて呟く。
彼らは紅い月に見つからないよう、常に細心の注意を払っていた。
しかしよりにもよって、拠点の一つであろう場所が今攻め込まれている。
冷静でいられるはずがなかった。
「秋野、気を確かに。今は一刻も早く彼らにアレを託すべきでしょう!」
本庄はふらつきそうな秋野の肩を支え、祐一達に先程の地下の扉に行くよう合図する。
「そうだ!ここは私が食い止めよう!!」
狭く不利な状況の中、カームネスは右手のランスを突き出し怪物の群れを押し返す。


急いで地下室の扉の前に戻ると秋野は再びカードキーを取出し扉のロックを解除した。
警告音にも負けないの程駆動音をたてて何重にも重なっていた金属の壁が次々と開いていく。
足を踏み入れると金属独特の硬い踏みごたえがする。
部屋全体、強硬な鉄壁に覆われているようだ。
様々な機械が乱雑した何か外界からの音を隔てて無機的な作動音だけが静かに響いている。
そして部屋の中央には黒いボディの二台の超大型バイクが佇んでいる。
重々しい重装甲で覆われ、鈍い光がまがまがしさを思わせる。
また、巨大なエンジンでその馬力の強大さが想像出来る。
「これが君達に渡したい物です。」
祐一はその存在感の強さに秋野の言葉もどこか遠くから聞こえる感じがする。
武者震いを起こしながら立ち止まてしまった。

その一瞬が命取りであった。

大気が震えると共にバイクの頭上の壁が崩れ落ちる。
コンクリートの破砕音が激しく辺りを揺らす。
立ちこめる煙の中、秋野はバイクの元へ駆け寄る。
黒い重装甲はコンクリートの岩雪崩程度にびくともしていなかった。
胸を撫で下ろし安堵するのも束の間だった。

秋野の体は突風の中の木葉のように、いとも簡単に吹き飛ばされていた。

壁にぶち当たり突っ伏する彼を本庄がすかさず駆け寄り抱き寄せた。
衝撃に呻く秋野の左肩は鮮血に染まり、上腕の部分まで引きちぎられていた。
顔から生気が消え失せる彼に必死に呼び掛ける本庄の傍らで祐一と怜奈は身構える。
くちゃくちゃと肉が咀嚼されている音が響く部屋でそいつは姿を現した。


「第三のインセクター、テラー。」


チラチラと触角を蠢かし、ふらつくように化物は近づく。
裂けた口からはぐちゃぐちゃになった肉塊がはみ出し、血がだらりと垂れる。
「人間の腕を食べてる!?」
怜奈は嫌悪感に眉をひそめて、ホルダーから銃を引き抜き即座に連射する。
しかしインセクターの強固な体に銃弾は軽く弾かれる。
祐一は駆け出しながらCSコアを現出させて黒い障気を身に纏い、テラーへ拳を突き出した。
避ける事もせずテラーは思い切り殴り飛ばされる。
黒い障気が消えると共にアビスが姿を現す。
テラーはバイクの横腹に激突して、そのままだらりとバイクにもたれかかる。
「痛ーよぅ、痛ーじゃないかよぅ。」
這いずるようにバイクにまたがると、バイクはテラーに反応して点灯する。
「ま、まずい!あいつを・・・早く、引き離して下さい!!」
秋野は息も絶え絶えながらアビスに叫ぶ。
「これぇ、これを隠してたのかぁ?」
口元をにやりと歪めてにやけるテラーに向けて、バイクからは触手のように管が伸びて皮膚へ吸い付いてゆく。
アビスは跳躍してテラーへ飛び蹴りを浴びせる。
顔面に足が当たる直前でテラーはバイクと共に妖しく奇怪な光を放つ。
光の衝撃に飛ばされるがアビスは空中で体勢を建て直し地面に着地する。
「何だこのエネルギーは・・・?」
エンジンが始動して重装甲の隙間から、切っ先に矢じりのついた触手が幾重も伸びて蠢く。
「感じるぅ!感じるぅぅぅ!!!力だぁぁ!!力だぁぁぁ!!!」
テラーは歓喜して叫び、スロットルを全開にする。
激しく回転する後輪と共に触手が崩壊した天井へ伸びていく。
前輪が浮き上がり、後輪の回転の勢いと触手の怪力でテラーは上昇した。
「くそっ!待て!」
アビスの声も虚しくテラーはエンジンの爆砕音を立てて去っていく。


「最悪の事態が起きてしまいました。」
本庄に応急処置をして貰いながら秋野は話す。
「あのバイクは一体なんなんですか!?」
怜奈は困惑の表情を浮かべ秋野に詰め寄る。
「あれは我々が生み出した鋼鉄の牙、デュアラファングです。あなた方が紅い月に対抗するのに少しでも戦力になりたいと思い、生み出された生体兵器です。」
冷静に説明するも大量の血液を失った秋野の額に汗が浮かぶ。
「インセクターはエクシャルをコントロールするのにCSコアからナノマシンを血液内に循環させます。しかしナノマシンの作業量にも限界があります。そこでから肺が酸素のガス交換を行う様にナノマシンの大量交換を行う事で能力を限界まで引き出せるようにしたのです。尚且つデュアラファングに内蔵されている人工蛋白組織はインセクターに呼応して、独特の攻撃形態をなす事も出来ます。」
話し続けた秋野の体力も限界のようで、言い切るとそのまま気を失ってしまった。
デュアラファングは確かに大きな戦力となる代物だった。
それはつまり強力な殺戮兵器とも言える。
第三のインセクター、テラーが紅い月に加担する理由が分からないにしても、ヤツは十分に危険な存在である。
アビスはもう一つの取り残されたデュアラファングを見つめる。
「秋野は私が傍にいるから大丈夫です。」
寡黙な本庄がアビス真摯な眼差しを送る。
熱い思いを背に受け、デュアラファングに飛び乗る。
シートの座り心地は悪くない。
握るグリップの感触も頼もしく、アビスの存在を感じ取ったは管をのばしてくる。
エンジンが力強くかかり、アビスは天井を睨む。
全体に紅い稲妻を帯びると爆発するようには飛び出した。


残された三人は周囲からまがまがしい気配を感じた。気がつけばヴィクティマに取り囲まれている。
秋野を抱える本庄に一体のヴィクティマが襲い掛かる。
荒れ狂う突風のように襲い掛かるヴィクティマを横から誰かが蹴り上げた。
「すまないね。数が多くて少々手間取ってしまうね。」
カームネスである。
本庄達をかばうようにカームネスと怜奈は構える。
「さて、私達は私達で頑張ろうか!」
「任せて!!」
二人は窮地に立たされた中、掛け声と怪物達に立ち向かうのだった。